50代女性、会社員です。山口県に住んでいます。
数年前に祖母の着物を業者さんに買い取りをお願いしました。明治生まれの祖母の着物ですので、購入年月などはわかりません。カラーも落ち着いたものが多く、大島つむぎなど、良いものもたくさんあり、状態もよかったと記憶しています。種類としては訪問着がほとんどでした。羽織りや着物用のコートなどもありました。普段着で傷んでいるものは、私が自分で事前に処分していました。
業者さんは、ネットで見つけ、連絡すると、箱を送ってこられ、着払いで着物を送るよう指示されました。遠距離ですので、見に来ることは出来ないため、とりあえず着物を送り、査定して、買い取り額を指定口座に入金する、というシステムでした。状態の良いものを選び、箱いっぱい30枚送り、一万円くらいは、と期待していたところ、振り込まれたのは、わずか千円で、びっくりしました。1枚につき30円ちょっとですよね。文句を言ったところで、着物を送り返されても困るし、それで了承しました。
業者さんの名前は覚えていません。東京の業者さんで、広告には「高価買い取り」とありました。
山口県の田舎に住んでいますので、何もわからなくて、言われるままでした。ただで不要品整理が出来たと自分を納得させましたが、、こんなものなのかなと、思います。
ちゃんと売りたい方は、事前に見積もりをしてくれる業者さんを探し、2社以上で相見積もりを取られた方が良いかと思います。私のように、遺品整理が目的の場合は、着払いで送料がかからず、箱も送ってくれるので、こういった業者さんを利用するのもありかなと思います。
出来れば直接来てもらって査定してくれる業者さんがいるといいですね。また、買い取り相場というものも、普通分からないものですので、広告に査定基準のようなものを載せてあれば信用できるように思います。
最初に連絡した時に、だいたいの基準額などを確認しておけば良かったのかもしれません。
どちらかというと、失敗談になってしまいましたが、これから着物を買い取ってもらおうと思っていらっしゃる方に、少しでもお役に立てたら幸いです。
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